2023年の下旬から死亡した個体をご報告します。

モルモット　オセロ♂

死因：不明(急激な削痩あり)

生まれた日：2022年9月2日

死亡日：2023年8月12日

昨年生まれたの５つ子の父であり、今飼育している飯田のモルモットの9頭の父です。

お尻に黒く片方だけパンツをはいているような可愛らしい模様がありました。

口元、鼻先が、THEモルモットというフォルムで、とても美しいバランスでした。

怖がりな性格でしたが、飼育員の方に近づいてきてくれることもあり、

他の個体にも優しい性格だったので、繁殖や他のオスとの同居もスムーズでした。

明確な死因は不明ですが、半月で急激な体重低下が見られ、死亡しました。

毎日しっかり個体の様子を観察する必要性を、より感じました。

BJ♂

死因：心不全

生まれた日：2023年4月9日

死亡日：：2023年9月5日

オセロとあられの仔です。飯田に待望のアビシニアン(巻き毛)ベビーが生まれてくれたと

嬉しく思ったことを覚えています。

好奇心旺盛で、群れの中に入っても闘争なく見え、ごはんの時間には飼育員の方に走ってきました。

去勢を行った個体だったので、慎重に経過観察を行い、無事群れに合流できたと思った矢先に、死亡しました。

死亡時、腹部に腹水が溜まっており、飼育員の気づかないところで闘争や壁面への衝突があり、

それが原因で死亡したと考えられます。

ウォッカ♀

死因：老衰

生まれた日：2015年11月25日

死亡日：2024年1月21日

ウォッカおばあちゃんは全然老けないね～と飼育員で話していたほど、

若々しい見た目だったウォッカさん。モルモットではご長寿の御年８歳でした。

飼育員が掃除している横で堂々とご飯を食べている姿をよく覚えています。

晩年はだんだん後ろ足の力が弱くなっている様子が見られました。

亡くなる前日に、展示場で倒れているところを発見し、

体を起こして好物のリンゴを与えると、歩きだしてむしゃむしゃ食べるほど、最後まで元気でした。

ミルク♂

死因：老衰

生まれた日：2016年12月16日

死亡日：：2023年12月1日

毛の色が絶妙な可愛らしさの個体でした。

他の個体を押しのけてまでごはんを食べるタイプではありませんでしたが、

飼育員が作業していると、そっと近づいてきて期待の眼差しで見つめてくるので、

こっそり手渡しでごはんをあげることもありました。

亡くなる数日前に急に今まで来なかったバックヤードの土の部屋に来てみたり、

大きく鳴いて飼育員にごはんをアピールしたりなど、いつもより活動的だった様子が印象的でした。

イノシシ♀　ぼたん

死因：老衰（子宮に一部　異常がありました）

生まれた日：2009年　春頃

死亡日：2024年2月15日

2/15の動物園閉園後、ぼたんを展示場から

寝室に戻そうと準備をしていたところ

突然倒れてしまい、応急処置の準備中に亡くなりました。

おなかの中を確かめたところ、子宮に一部異常が見られましたが大きな異常は無く、老衰と診断されました。体重は８３ｋｇでした。

直前まで変わった様子はなく、老齢で目が遠くなった様子は見られていましたが、ごはんをもりもり食べていました。

りんごとさつまいもが大好きで、豪快においしそうに食べる様子を見せてくれたり、名前を呼ぶと鳴いて返事をしてくれ近くに来る、人懐っこいぼたんでした。

今まで、動物たちを見守り応援していただきありがとうございました。