3月31日にコモンリスザルのモン(♂)が死亡しました。

年齢は13歳でした。

昨年11月頃から、口がうまく開かず餌を食べづらそうにしていたため、口内の診察をし投薬などの処置を行っておりました。

リスザルは寒さに弱いため、モンキー舎から獣医室へ移動し、温度管理をしながら処置を続けましたが、3回目の診察の際に口内の化膿が見つかり、頬が一部欠損していました。

化膿の進行を止めるために、抗生物質を与えるなどの処置を続けましたが、30日に容態が悪化し、翌日31日の昼に死亡しました。

解剖の結果、死因は口内の化膿による敗血症でした。

モンはとても食欲旺盛で、大好物のぶどうを持って行ったときには、真っ先に飼育員のもとに駆け寄ってきました。亡くなる直前まで食欲があったため、飼育員が部屋に入ると鳴いて催促することもありました。

同じ獣舎で暮らしていたリスザルのゆうこ(♀)とも仲が良く、天気の良い日は一緒にひなたぼっこをする姿がよく見られました。

いままでモンを見守ってくださり、ありがとうございました。