お知らせ

2023.09.12

アオボウシインコのカエルが亡くなりました

ご報告が遅くなりましたが、7/4にアオボウシインコのカエルちゃん(♂)が亡くなりました。

インコ舎で他のインコと暮らしていましたが、今年の冬(2月ごろ)から止まり木からの落下が多くなったため、安全のために非公開の室内で暮らしていました。

しかし6月になってすぐ、肢にさらに力が入らなくなり止まり木に登れなくなって、床での生活が多くなっていました。

6/8には床の上で目を瞑り、うずくまっている様子が見られたため、すぐに投薬などの処置を行いました。

その後、壁をよじ登ったりする様子もあり、元気が戻ってきていました。

しかし、7月になってから再び体調が悪化し、7/4の昼に死亡を確認しました。

 

解剖の結果、死因は老衰でした。

カエルちゃんの生年月日は不明で年齢がわからないのですが、アオボウシインコの平均寿命は40~50年といわれています。

担当飼育員としては最後に、インコ舎で一緒に暮らしていたチョロくんとチッポちゃんに会わせてあげられなかったことが心残りです。

多くの皆様、今までカエルちゃんを見守っていただきありがとうございました。

カエルちゃんは、ごはんの時にはすぐ寄ってきて、早くごはんちょうだいと催促し、とても食いしん坊な子でした。

また、普段はなかなか触らせてくれませんでしたが、健康管理の際などはおとなしく、触ったらうっとりと目を細めたりもありました。

毎日動物園全体によく響く声で鳴いていて、多くの皆様に愛されていたカエルちゃん。

長い間、おつかれさまでした。

 

(インコ担当飼育員)